期末試験も無事終了し8日8日(土)の終業式まで一週間となりました。みなさんもそうでしょうが、今年の夏休みは学生生活で最も短い夏休みとなることでしょう。
さて、本来でしたら夏休み期間中に国府台女子に学校見学に来て頂くのですが、今年はコロナウィルスの影響でそれも叶いません。
実際に足を運んで頂けない代わりに、ここ「国女 Diary」で校内の案内(ヴァーチャルツアー)をしていきたいと思います。何回かに分けて国女校内案内をして参ります。
国府台女子学院正門
JR市川駅より徒歩15分、京成本線 市川真間駅より徒歩8分で本校に到着します。実際はもっと早く着けるはずです。警備員さんと「おはようございます!」の挨拶をかわし敷地内へ。
ゆったりとしたエントランス部分の中央に本校の創設者である平田華蔵先生(市川市名誉市民)と菩提樹の樹が出迎えてくれます。
向って左側が中学生の入口、右側が高校生の入口となっています。
登校時間(毎朝8時20分)近くになると大勢の登校する生徒でにぎわう場所です。
こちらが入口となります。
ここで「あれ?」と思われた方いらっしゃるのではないでしょうか。どこの学校にでも必ず入口(玄関付近)に存在するあるものが見当たりません。
そう「靴箱」(下駄箱、シューズケース)が入口にはないのです!
アニメや学園もののドラマでは結構大事なポイントとなる「靴箱」(下駄箱)がない分、とてもスッキリとした印象を来校者に与えます。では一体「靴箱」はどこにあるのでしょう?
入口付近には、体温測定用のサーモカメラ(サーモグラフィーカメラ) も2機設置されています。
毎朝こちらで登校する生徒や教職員、来校者の体温をチェックしています。
高価なサーモカメラはあるのに靴箱がないとは…疑問に思いつつも教室へ向かってみましょう。
恐る恐る外靴(土足!)のまま、校内に入り教室のある2階~4階へ。
ちなみに生徒や教職員も毎日このエリアは外靴のまま往来しています。
皆さんも晴れて国女生徒となり登校する際は、少し慣れるまで時間がかかるかもしれません。
とてもゆったり広々とした廊下の右側に教室と個人用のロッカーがあります。
そして、窓側に整然と並んでいるのが、問題の靴箱(下駄箱)です!ありましたありました!!
そう国女では教室前で外履き(革靴)から内履きへ履き替えるのです。
廊下に設置された靴箱は二段式になっており、体育の時間で使う靴なども入れておくことが出来ます。
使い勝手はとても良いようで生徒たちにも好評です。
登下校時はこの靴箱を開け閉めする音が廊下に響き渡るのは、国女名物の一つといっても良いでしょう。
さて、この教室前の靴箱には意外な利用法があります。
大学や入試関係の資料を並べておいたり、写真のように休み時間に勉強する「机」としても大活躍するのです!
教室や自習室で座ってばかりいると集中力が持続しませんが、時折こうして廊下に出て「靴箱机」を活用し立って勉強しメリハリをつけています。
また、靴箱と靴箱の間には木製のベンチも設置されているので廊下の活用率がグンとあがります。
先ほどの写真で廊下が広々としていた理由はここにあります。
単なる校舎内部の通路だけではなく、国女の廊下は生徒たちのアイディアで様々に活用されているのです。
第1回目の校内の案内(ヴァーチャルツアー)楽しんでいただけたでしょうか。
第2回、3回と続けていきます。また校内だけでなく国女周辺情報もお伝えできればと思っています。
実際に足を運んで頂ける日が来るまでこちらで国女の魅力を少しでも知ってもらえたら嬉しいです!
それでは、また次回。