6月9日(水)、3年生は、社会科の梨づくりの学習の一環で、実際に梨栽培を行っている、重田さんにお越しいただき、梨づくりの工夫について自作のDVD映像を交えてお話していただきました。
梨づくりは、収穫のときが一番大変かと思っていたら、大変さを考えたら1年中苦労は絶えないということでした。確かに収穫の時の籠に入れる梨の重さは、腰に響くとのことでしたが、形のいい、甘い梨が実った時は苦労を忘れるときでもあるようです。
収穫が終わった後は、肥料の配合を考えて与え、その後は剪定、土づくりと冬の間も美味しい梨づくりのための作業は続きます。春を迎え、受粉作業、摘果作業、袋かけ、消毒などまさに1年間休みなしで、研究と作業の連続だそうです。教科書だけでは分からない梨農家のご苦労や大変さについて、実際にお話を伺ったり、高下駄など工夫された道具を見せていただいたりして、学びを深めることができました。
ミニ情報 ①
一番遅くに出荷される、あの大きな「新高」は、一番遅く開花するのかと思ったら、何と一番先に花が咲くのだそうです。
ミニ情報 ②
モズの「はやにえ」⇒「早贄」
捕えた獲物を樹木のとがった枝などに突き刺しておく習性。この獲物がいけにえのように見えたことから「モズのはやにえ(早贄)」といわれる。