4月8日(土)、春の暖かい陽射しのもと、花まつり灌仏会(かんぶつえ)が行われました。花祭りは、お釈迦様の誕生日を祝う行事です。生まれたばかりのお釈迦様は「天上天下 唯我独尊(すべてのいのちは天にも地にも、この世の中に一つしかない、かけがえのない尊いものである)」と宣言されたという伝説があり、いのちの素晴らしさを教えてくれる行事です。
花祭りの小学部児童(3年生)のメインは、稚児行列です。
小学3年生が、着物の上に袈裟衣と袴をつけ、水冠(すいかん)を頭に飾って天人に扮し、寿光殿を繞堂(「にょうどう」お堂を巡ること)します。
重い水冠をつけて草履で歩くのは大変ですが、講堂(寿光殿)の長い通路から、舞台の上の花御堂のまわりを3枚の華葩(けは)を散華(さんげ)しながら歩きました。
お稚児さんに変身した3年生は、とても立派に稚児繞堂(ちごにょうどう)をすることができ、お釈迦さまの誕生日をお祝いすることができました。稚児繞堂の後は、みんなで記念撮影をしました。