10月6日(金)、小学部の児童たちは、劇団トマト座の「子象物語~トンキーよ永遠に~」を寿光殿で鑑賞しました。この劇は、戦時中に上野動物園で起こった悲しくて、辛い出来事をもとにした物語です。
戦争中、逃げ出すと危険ということで動物園の動物たちを殺すように命令が下されます。その中で、人気のあった子象のトンキーと仲良しの姉弟や動物園の飼育員や園長たちが、トンキーを救おうと奮闘します。
この劇を鑑賞して、児童たちは戦争の怖さや平和の大切さを感じと思います。
そして、最後にトンキーが死んでしまうシーンでは、児童たちは涙を流していました。この涙には、友情や愛情、命を大切にする気持ちを持っているからこそのものだと感じました。
「子象物語~トンキーよ永遠に~」を観て、命や平和について考えるきっかけになったことと思います。将来、児童たちには、命を尊重し合う社会を作って欲しいと強く念じました。