1学期末は、仏教行事として盂蘭盆会を行います。
皆さんは「お盆」というものはどのようなものかご存知ですか?
そもそもはお釈迦さまの弟子の目連が、亡き母親のために、修行の終わったお坊さんにお世話をした所、母は救われて成仏したというお話があります。このお話が中国や日本に受け入れられ広まりました。
また、お盆には、亡くなった方々が浄土から戻ってくるといわれて、日本の伝統行事になっています。
浄土真宗では、亡くなった方々はすぐに仏様になってこの世に還ってきて常に私達に働きかけてくれているという考えがあり、亡くなった方々の霊を供養するためにお念仏をあげることはありません。
ですので、特別に亡くなった方々をお迎えするということはせずに、仏様の教えに出会えたことを喜ぶ行事として行われます。
生徒たちは学校で行う読経の中では一番長い「仏説阿弥陀経」を熱心におつとめしました