本日は中高合同で「成道会」が行われました。成道会とは、お釈迦様がお悟りを開かれたことをたたえるための行事です。
献灯
献華
と続き、学院長から、「お釈迦様のお悟りはどのようなものであったか」という法話がありました。
話の締めくくりには、お釈迦様が最後にされた説法を引用して、本能から来る利己的な心に振り回されない生活を心がけるよう呼びかけました。
「教えの要は心を修めることにある。
だから、欲を抑えて己に克つ事に勤めなければならない。
身を正し、心を正し、言葉をまことあるものにしなければならない。
貪ることをやめ、怒りをなくし、悪を遠ざけ、常に無常を忘れてはならない。
もし心が邪悪に引かれ、欲にとらわれようとするなら、これを抑えねばならない。
心に従わず、心の主(あるじ)となれ。」